PCのメモリについて

サーバやクライアントPCは、より多くのメモリを搭載することによりパフォーマンスの向上を図ることができます。サーバは多くメモリを搭載していれば、データベースのワークエリアとして使用されシステムの応答速度の向上に繋がります。また、クライアントPCからの同時接続時の処理や仮想システム環境においても多くのメモリが必要とされます。
クライアントPCの場合は、ディスクキャッシュとして使用され、負荷の高いアプリケーションや複数のタスク処理に対して効果を発揮します。

サーバのメモリが高価なのは、ECC(エラー訂正)及びRegistered(メモリクロックと信号のタイミングを同期)機能が備わっているためであり、システムをより安定性させるために使用されます。
また、WindowsOSの種類によってメモリを搭載できる最大サイズが決まっており、幾つかのOSを参考に記載します。

[WindowsClient OS]
Windows7 Home Premium 64bit = 16GB
Windows7 Professional 64bit = 192GB
Windows8.1 Pro 64bit = 512GB
Windows10 Home 64bit = 128GB
Windows10 Pro 64bit = 2TB
※32bitのWindows Client OSは全て4GB

[WindowsServer OS]
WindowsServer2008R2 Foundation = 8GB
WindowsServer2008R2 Standard = 32GB
WindowsServer2008R2 Enterprise = 2TB
WindowsStorageServer2012R2(2016) Workgroup = 32GB
WindowsServer2012R2(2016) Essentials = 64GB
WindowsServer2012R2 Standard = 4TB
WindowsServer2012R2 Datacenter = 4TB
WindowsServer2016 Standard = 24TB
WindowsServer2016 Datacenter = 24TB

WindowsServerOSは、クラウド時代に合わせ複数の仮想環境に対応できるよう最大搭載メモリがバージョンとともに格段に増加されていることが分かります。
仮想システムやRDS環境(RemoteApp等)を行わない場合でも1台のサーバでSQLなどデータベースを利用したアプリケーションを複数利用する、または接続するクライアントPCが多い場合など用途にあわせて十分なメモリを搭載することをお薦めします。
WindowsClientOSに関しては、画像編集やCAD等負荷の高いアプリケーションを使用する場合は、購入時標準搭載されているメモリサイズでは良いパフォーマンスが得られない為、追加搭載することをお薦めしますが、Officeやインターネット主体で使用している場合は、それほど多くのメモリを搭載する必要はありません。
十分なメモリを搭載していれば、それ以上搭載しても処理速度が速くならない場合もあります。
利用するアプリケーションや環境によって適切なメモリサイズを搭載するようにして頂ければと思います。